投稿した人:谷本憲司/神戸 on June 05, 2003 at 05:43:04:
【「一期一会」の由来】
「一期一会」という語句は、井伊直弼の著書「茶湯一会集」にあるそうな。禅宗でもよくこの言葉を使うそうだ。「一期」とは、一生涯のこと。「一会」とはただ一回の出会いということ。それは、一生涯でたった一度の、めぐり会いを指すものだ。何度もの出会いであっても、その時の出会いはその時の一度だけである。再会を約束しても、再び会えるとはかぎらない。それで 「一期一会」は、「会うが別れの初め」となる。
井伊直弼の著書での記述は、以下のようなものという。
「そもそも茶湯の交会は一期一会といひて、たとえば、幾度おなじ主客交会するとも、今日の会にふたたびかへらざる事を思へば、実に我一世一度の会なり、去るにより、主人は万事に心を配り、いささかも粗末なきやう〔中略〕実意を以て交わるべきなり、是を一期一会といふ」。
広辞苑によると、
[一期一会](いちごいちえ)
(茶会の心得から。利休の弟子宗二(1544〜1590)の「山上宗二記」に「一期に一度の会」と見える)生涯にただ一度まみえること。一生に一度限りであること。






