投稿した人:岸本秀久/姫路村 on June 19, 2003 at 17:25:42:
青年に訴ったう 羽仁五郎
一日のうちで、一番頭の働きが良い時に「新聞」を読むことだ。
大学を出た連中は、分厚い本を机の上にのせて読むのに、新聞は食事をしながら読んだりする。あれではダメだ。
頭脳の冴えている一番良い時に、新聞を机の上に広げ、赤と青の鉛筆を使い、一字一句考え、批判し、それがウソか真実か見分け、前日の新聞や、これまでに知っている知識とも照らし合わせ、ノートを取りながら研究的に読むことだ。新聞を通して何が本当か、何がウソかをはっきり考えることだ。
日本がどう動くか、世界がどう動いていくか、新聞は、それを動かそうとしているか、生きるか死ぬかの真剣な勉強として新聞を研究するのだ。―――そうすれば、世界の動きが次第にはっきりわかり、自分がどうすればよいか、明らかになる。
最近の「新聞」は世論を良からぬ方向に誘導してはいないか、社会の「木鐸」で無くなってきているような気がしてならない。
姫路 岸本 秀久






